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ハンカチの木

ハンカチの木とは
   中国の西部から南部に分布する落葉性の高木で標高1200m~1500mの日当たりのよい斜面に自生します。生長すると樹高20mに達し、幹の直径は1mにもなります。

花をつけるまで 10年から15年かかるそうです

日本で一番古い木は 小石川植物園にあるハンカチの木で 種から育てたそうです

葉は縁にぎざぎざがあり、裏側を見ると葉脈の部分が盛り上がっています。春に葉を広げると同時に枝から短い柄を下向きに伸ばして花を咲かせます。花は白く色づいた苞と呼ばれる大きな葉っぱが2枚と花の本体からなり、花びらはありません。花の本体は苞にくるまれるよう中心に付き、たくさんの雄花と1本の雌花が集まってピンポン球のように丸くなります(両生花)。中には雄花のみで雌花の付かない花もあります(雄花序)。花は開くと独特の臭いを放ち、ハエなどの虫が寄ってきます。花は咲き始めから1週間前後が見頃で、その後は苞が落ちていきます。苞には落ち方が二種類あり、雄花序苞はきれいな状態で2枚くっついたままぽとりと落ち、両生花の苞はしおれて黄色く変色してからばらばらに落ちます。花後は直径2cm程の果実ができ、秋に熟します。


幸運なことに 狭山市立植物園にはこの木が二本あります

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真ん中の丸いのが花です
咲き始めです

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だんだん黒くなってきます

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白い苞が 遠くから見るとハンカチが下がっているように見えるのでハンカチの木
又は 幽霊の木    鳩に見えるので(見えませんよねぇ) 鳩の木とも呼ばれています

しかし10年もたたないとこの花が見えないなんて 根気がいりますし 大木になるから広い庭が必要です

この木を発見した人はダニエルさんという宣教師で パンダも見つけたのだとか・・・
by seaviewhouse2252 | 2013-04-29 19:58 |
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